アーユルヴェーダとヨガは
素敵な生き方の教科書
夏本番!
蒸し暑い季節を知恵を使って乗り切りましょう。
アーユルヴェーダは生き方の科学。それはインドで5千年前に生まれ今なお現代の日本に住む私たちに役立つ生活の知恵を教えてくれています。
すべてのものに存在する ドーシャ(エネルギー)
ドーシャとは、アーユルヴェーダ的エネルギーのこと。
ヴァータ(風と空)ピッタ(火と水)カパ(地と水)の3タイプがあり、これは季節にも、一日のうちの時間にも体質にも当てはまります。
一日でみると、朝6時から10時まではカパが優勢で、本来は穏やかな時間帯。そしてピッタが一番多くなるのが10時から午後2時。消化の力(火)も一番高いので、日中食べるものは大事に。
午後2時から6時まではヴァータの時間。バタバタした行動やまとまり感のない仕事ぶりには注意が必要。
午後6時から10時はゆったりするカパの時間。日中とは別の安定と蓄積のカパの時間になるため、太陽が沈んだら、食べ過ぎに注意。
10時から12時はピッタの時間。昼のピッタと違い、夜は変換のピッタ。きちんと消化するピッタなので、そこでお腹にものを入れると活動がストップし、全部毒素になってしまいます。
そして目覚めの準備の、朝のヴァータが来る。といった具合に一日の時間も同じことを繰り返すのでは智恵のない生活になるとアーユルヴェーダでは考えています。一日を生き生きとした意味のある時間で暮らしてみましょう。

季節のサイクル、夏は、火と水から成り立つピッタ
夏の季節は熱さと湿り気で、自然と熱性などピッタ(火と水)の要素が増えてくるので、それに気をつけることが基本です。
インドで生まれたアーユルヴェーダ本来の、ピッタを増やさない食生活で避けたいとされている食べもの。それは熱いもの、塩味の強いもの、酸味のあるもの、辛味のものなどです。ただし、日本とインドでは風土も気候も違います。日本の夏は高温多湿。多湿は火を消し、消化力が低下しやすくなります。
水で火(消化力)が弱るとき、水が多い体を調えていくはたらきですが、塩味、酸味、辛味。例えば梅干し。
またこの時期、旬の辛味大根。日本の「多湿」の中、体内の水を減らすことを考えると、塩味も、酸味も、辛味も、ある程度必要と考えてみてください。辛味大根もそうですが、日本の旬のもの。これが一番食生活の理にかなっています。
夏の旬のいえば瓜類。ナス、トマト、キュウリ、メロン、苦瓜など。
これはすべて「熱を冷す」という作用があり、積極的にとっていきたいものです。
タンパク質は脂肪分の少ない、鶏肉や豚の冷しゃぶなどがオススメ。牛肉でも特に赤みのものはピッタを増やしやすいため夏は控えてみましょう。夏野菜のラタトウーユ。ゴーヤを使った料理。などは、まさに夏に向いた食べ物です。
飲みものは、食事のときに氷の入った冷たい飲みもの。温かい食べものと一緒にとると、消化力を上げようとするはたらきをジャマしてしまいます。食事は、温かいスープや常温の飲みものととるようにしましょう。
アーユルヴェーダ的スイカの食べ方をご紹介いたしましょう。
日本でもお塩をかけて甘味を引き出すといわれていますが、スイカにお塩と黒コショウをかけていただいてみてください。
なんともおつな味で、しかも体を冷やしすぎない、冷房の部屋でのスイカの賢いいただき方です。
あまり禁欲的に、こうしちゃいけないなどと考えるとストレスになります。
実はストレスはピッタやヴァータを増やしてしまう恐ろしい要因です。
楽な気持ちでドーシャの季節や時間を少しだけ意識しつつ、旬を美味しく食べて、日本の夏を元気に過ごしていきましょう。
夏に向くスパイス コリアンダー、カルダモン
ヨーグルトにコリンアンダーとカルダモンを入れてみたり、アイスクリームにジンジャーやカルダモン。一味違う日本の夏を味わってみてはいかがでしょうか。
夏向きの呼吸法
シータリー呼吸。日本名は冷却呼吸法と呼ばれ、夏の暑さを軽減し喉の渇きを癒し心を落ち着けてくれる呼吸法です。やり方は舌を丸めて舌の先からシーと音を立て冷気を吸い込み、ちょっとの間止めて鼻から吐きだす。
これでワンセット。
5回程度で気分も体もすっきりして暑い夏に対処してみてはいかがでしょうか。


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