ウィズコロナ時代には、自分自身の免疫力を高めておくことが、自分自身を守るために必要です。
免疫力を高める大切な要素の一つに「質の良い睡眠」があります。
ですが、強いストレスを受けたり、呼吸器に不具合があると…寝苦しさから何度も夜中に目を覚ましてしまうことにもつながります。
アーユルヴェーダの第一人者の西川眞知子先生に、アーユルヴェーダの観点から睡眠の質を上げる方法について教えていただきます。
アーユルヴェーダがいざなう健やかな睡眠
世界最古の医学アーユルヴェーダが説く睡眠の秘密
睡眠は、身体、精神、感覚器官および運動器官のための生理的休息状態として考えられています。睡眠中は、交感神経の機能が減少し、副交感神経の機能が増します。
さらに、血圧の低下、脈拍の低下、
1分間の呼吸数も10~20%正常時より減少し、筋肉の緊張も減少、皮膚層内血管は拡張、胃腸管の運動も一時的に増すとされています。
それに対して活動時は、分解代謝作用が増大し、覚醒状態の数時間に身体的精神的疲労が進行し、その疲労を解消するために結果眠くなるという作用が起こります。
そのため日中活動量が大きい人ほど睡眠時間を長く必要とするわけです。

ヨーガが説く睡眠
ヨーガでは日中の活動(陽)の中に静けさ(陰)がうまく取り込まれるようになるとされています。
例えば、忙しくしている自分にただ巻き込まれて、ばたばたしているだけ。
忙しさの中にその忙しくしている自分の活動を見ていることができるともされています。
結果ヨーガの効果は睡眠時間を短縮すると古代から考えられてきています。
アーユルヴェーダの古典書に説かれている睡眠
睡眠の影響≫
幸福、不幸、成長、体重減少、体力増大、体力減少は睡眠の支配下にあり、
精力増大、精力減退,有知、無知、生存、死も睡眠によってコントロールされている。
(アシュタンガ・フリダヤ 総論 7章)
睡眠のとり方≫
またインドの内科の古典書「チャラカサンヒター」には、
睡眠にも種類があるとされています。
それは以下の6種類の睡眠です。
①自然な睡眠
②暗黒性の過剰による睡眠
③過剰なカパによる睡眠
④過剰な行動、または身体的精神的な激しい疲労による睡眠
⑤何らかの疾病による睡眠
⑥不自然な、または予期しない睡眠

大人の自然な睡眠
夜間は静かで落ち着いた環境のため眠気が増す。
日中は明るい光や気温が刺激効果を与え、人を覚醒させ、緊張させる。
音や環境の影響
心地よいベッドでの睡眠は幸福、熟睡をもたらし過剰なヴァータを減らし、激しい労働による疲労を取り除く
日中も活動の中に静寂を感じられる人になる生活習慣は人を4~6時間の睡眠で十分にする。しかし、過剰な動きと激しい感情を持つ人は睡眠時間を8時間は必要とする。
また精神的に弱く、疲れやすい人は10~12時間の睡眠を必要にする。
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それでは、熟睡と不眠について、どんな影響があるのか次回お伝えいたします。


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