教えて西川先生!
3つのドーシャって何ですか?
とても大切なことで、自分を知るすべてにかかわります。
さらには時間や季節などにも関わるものです。
3つのドーシャを覚えましょう!
新シーズン、気温の上昇とともにやる気もおき、新しく何かをはじめたいな~という人も多いのではないでしょうか。
その一方で、コロナ禍でこの1年も感染増加への波を繰り返しながら、過ぎていくのかとため息交じりの気持ちの人も多い事でしょう。
そんな中、自分の心身のバランスを整えコンディションをよくする「アーユルヴェーダ」が注目されています。
そこでカラコロでもおなじみの、アーユルヴェーダの第一人者である西川眞知子先生に、アーユルヴェーダの日常的な実践について簡単な質問にお答えいただく形で手ほどきをしていただきます。
アーユルヴェーダの5元素に続き、今回は最も身近に使われる「3つのドーシャ」についてご説明いただきます。

トリ(3つのという意味)ドーシャ(要素、増えやすいもの)という意味で、アーユルヴェーダの基礎的な理論です。
ドーシャという言葉は知らなくても、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
自分は3つのどれに関わるかを知ることが、体調を調え、より自分らしく生きる鍵となります。
それでは、その3つのドーシャについて説明させていただきますね。
・ヴァータ
空と風の元素からなり、空間を自由に動く運動に関わっています。
体内では、運動や運搬、伝達、異化作用などの役割を担い、自律神経や循環器系や呼吸に関係します。アンバランスすると落ち着かなくなり、呼吸が浅くなったり不安や冷え性になりやすくなります。
・ピッタ
火と水の元素からなり熱と鋭さを持ち変換・消化に関わります。
モノを燃やして血や筋肉などに変換させる作用を持っています。体内では、胃腸での消化、燃焼、代謝の役割を担います。アンバランスすると怒りっぽくなり、皮膚の炎症、眼精疲労や胃もたれなどが起こります。
・カパ
水と地の元素からなり、モノを結合させる働きがあり重さと粘り気の質を持ちます。体内では、構造の維持、免疫機能、水分代謝、同化作用などを担います。
アンバランスすると頑固になったりむくんだり太りやすくなります。
次に、心の3つの性質「トリグナ」について説明しておきましょう。
トリグナはとくに心の性質でトリドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)のバランス、アンバランスに影響を与えます。
・タマス
トリグナのひとつで、心のドーシャ。
惰性という意味を持ち、心が動かない状態のことです。
これが増えると、気力や意欲や、やる気がなくなり、酷くなると鬱状態を引き起こします。
タマスが増えるとカパのアンバランスが起こります。
・ラジャス
トリグナのひとつで心のドーシャ。
動性、激性の意味を持ち、心が動き過ぎている状態のことです。
これが増えると、願望や欲求が強くなりすぎ、注意力散漫、そう状態にもなります。
ラジャスが増えると、ヴァータとピッタがそれぞれ増えアンバランスを起こしやすくなります。
・サットヴァ
トリグナのひとつ。純粋な性質の意味を持ち、心が純粋な状態。
サットヴァが増えると、生体エネルギーが活性して、心身が健康的でバランスされた状態に導きます。
体に生気ともいえる生体エネルギーが生まれ満ちることを「オージャス」といい、サットヴァとオージャスの均衡がとれていると幸福感を感じやすくなります。
トリドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)のバランスを図る。
サットヴァを味方にするために、アーユルヴェーダでは質の良い食事や瞑想を大切にしています。
コロナ禍の時代においては、このバランスを整えておくことが大切ですね。
アーユルヴェーダを日常に取り入れると、
生きにくいこの時代の中で、少しでも快適に幸福に生きるための、
とても重要なヒントを見つけられるのではないでしょうか。


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