妊活は「急がば回れ!」
出会いから結婚へとめでたくもスムーズにことが運び、当然のように二人の子どもが欲しくなった時、あなた方は出会った頃の感情を維持できていますか?

お互いに仕事を持ち結構忙しく過ごすうち、そのようなホットな感情は失せ、家庭を持ったが故の縛りのほうが重くなり、どちらもが相手の協力姿勢に不満を持つようになる。
私の知る限りこれは、圧倒的に女性側にみて取れるのですが、それも当然で、わが国では【男は外で仕事をし、女は家事全般を担う】という慣習の感覚が今でも根強く残っており、同じように仕事をしながらも家事労働を担う比率は、女性側が多くなっているのも否めません。
そこはきっちりと話し合った上で、お互いに出来る部分を責任を持って受け持つという、相互協力の姿勢と実行が大切だと思うのです。
そして、家事労働に限らず生活臭が蔓延しますと、そこには、ロマンや情熱という若さゆえのチャレンジや、ときめきやドキドキの刺激も姿を消してしまいます。
不妊の問題を抱えている女性達が、異口同音に発するのが、「二人の休みが合わないので」あるいは「帰宅が遅いので」というフレーズです。
これは、「もっと肉体的なふれあいを増やして行きましょう!」そのように激を飛ばす私に対して、帰ってくる言葉なのです。
それを聞くたびに、本当に子どもが欲しいの?そう感じてしまう私です。
でしたら、そこを話し合って、きちんとした方向性を定めれば良いでは無いですか?
肉体の交わりを回復させず、医療行為へと突き進んで行くところに落とし穴があると私は思っています。これは私の勝手な思い込みでも何でもなく、実際にウミヨガに来られた沢山の女性達と、その行動による変化をしっかりと観察してきた、いわゆるリアルなエビデンスなのです。
つまり、男女の交わりを回復させ仲良くなったカップルから、順番にコウノトリさんはやって来ます。
自然妊娠だけではなく、それは、生殖医療を受けている方々にもいえることなのです。
何度生殖医療を受けても、しかも高度な医療でも、かすりもしなかった。
そのように言われる方々がとても多いウミヨガなのですが、素直に振り出しに戻り、二人で真剣に愛の再燃を試みる日々。女性達はとても艶やかになり、それまで枯れ切ってしまったのかと思えるほど女性臭が感じられなかったにも関わらず、びっくりする程のメスの臭いが戻り、ほのかな色気が漂ってきます。
交わるということには、想像以上の力があり、人そのものに本来備えられている子孫繁栄のDNAが、活性するということなのだろう!
と、私は妊娠の報告を受け取るたびに感じ入ってきました。
二人が相思相愛の心を維持させられるのは、子を授かることにのみならず、二人の人生そのものが豊かに楽しくなり、幸福度を高めてゆけるのは間違いの無い答えです。
ですからどのように忙しかろうと、休みが同じでなかろうと、そこに創意工夫があり、先ずはそのことを最優先に考えるならば、必ず新しい道や発想が生まれてきます。
最初から、それは無理!と諦めず、果敢にチャレンジをしていただきたいと切望します。
近年カラダに痛みを伴う慢性病に位置づけられた疾患が、認知行動療法を行う事で、驚くほど痛みから解放されるのがわかってきています。
私たちのカラダは、心の感性と共にあることを再認識して下さい。
つまり、喜び多く楽しんで過ごす時間が必要だと言う事です。
(※認知行動療法とは、モノの見方や考え方の修正によって、行動の変容を計る。)
小さな成功体験を積みあげながら、理想的なライフスタイルを作り上げて行く。
回り道のように思われるかもしれませんが、そのようなお互いの努力こそが、【急がば回れ】のことわざにある、急ぐときには危険な近道より遠くても安全な本道を通るほうが結局早い。
安全で着実な方法をとれという戒めに、言い表されていると思うのです。



