精神科医である奥田弘美先生が唱える【脳ダイエット】。脳をダイエット仕様にすることで、どんな人でもみるみるスリムに、健康体型にリセットできるというものです。
嬉しいことに、脳をダイエットの方法はとても簡単で、特別な道具も食品を買い込む必要もありません。これはもう早速試したい!
その1)では、「空腹感」がゴーサイン、であることを学びました。今回は「この世で一番うまい料理とは!?」です。タイトルからして気になって仕方ないですよね。それでは、奥田先生にお話を伺って参ります。

痩せる脳の使い方 その2)
この世で一番うまい料理とは
― 「この世で一番うまい料理」と聞いただけで、よだれが出そうです。奥田先生、それはいったいどんなご馳走なのでしょうか!?
(奥田弘美先生:談)
「空腹感」が、スリム維持センサーであることをしっかりとご理解いただいたら、
あわせて知ってほしい脳の使い方があります。それは、「空腹感をしっかり感じて食べ物をクチにしていると、食い意地が減って食べ過ぎや無駄食いを止めることができる」というものです。
なぜひとは食べ過ぎてしまうのでしょうか?
それは、食い意地が張っているからです。言い換えると、食べ物に執着しているからなのです。ですから、お腹が一杯でも、まだまだ食べられる、と無理やり食べ物を詰め込んでしまいます。
空腹でなくても、美味しそうだからという感覚で「いま食べておかないと!」と食べ物をクチにしてしまうのです。
スリム維持センサーがきちんと働いていると、お腹がふいていなければ、どのような状況でも食べ物をクチにしたくありません。
なぜでしょうか?
それは、空腹で食べると食べ物は何を食べても美味しい!ということを、経験として知っているからです。
言い換えれば、空腹でないと何を食べても美味しいと感じないのです。
つまり、しっかり空腹感を感じてから食べるものこそが、何よりも最高のご馳走なのです。
★ ★ ★ ★ ★
― たしかに、「空腹感」がないのに、一流レストランのランチだから食べなくては!と食べるのは、美味しさの感覚がにぶっている気がします。
(奥田弘美先生:談)
しっかりと空腹であれば、どんな食べ物でも最高に美味しいのです。
高価な食材や手の込んだ料理でなくても、シンプルなおかずやおにぎりで十分に美味しいです。もちろん、しっかり空腹になってから食べる一流レストランのランチは、そうでない時と比べて何百倍も美味しいことは間違いありません。
スリム維持センサーが働いていると、そのことを腹の底から熟知しますから、どんなご馳走や珍しい食べ物、高級なスイーツが目の前にあっても、食べる気にならなくなるのです。
「高級なものだから食べなくちゃ」「せっかくいただいたら食べなくちゃ」と空腹でもないのに食い意地の張った食べ方ではなく、「お腹がすいたから食べる」というシンプルな向き合い方。
つまり、食べ物に必要以上に執着しなくなるのです。
★ ★ ★ ★ ★
― なるほど。その感覚は生き方までシンプルに、軽くしてくれそうです。今まで、体の声を注意深く感じてみるという意識はありませんでした。思えば、一日中、食べ物に振り回されていたようにも感じます。
けれど、職場や友人から「どうぞ」と美味しそうなお菓子を差し出されたら、お腹がすいていなくても、つい手に取ってしまいますよね。
お付き合いもありますし…。
次回は、奥田先生にそれを上手にお断わりする、笑顔の秘儀を教えていただきます。(続く)
脳ダイエットを詳しく知るには ≫
奥田弘美 著書 (扶桑社)
何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから


